「正社員として長く働けるか心配だったから」「希望する適当な会社がなかった」などの理由により、派遣社員やアルバイトの働き方を選ぶ人もいるかも知れない。しかし、派遣社員やアルバイトであれば、転職先の都合によって、いつ雇用契約が切られるかもわからないといったマイナス面もある。雇用形態によって得られる収入や待遇、与えられる業務に違いがある。転職の際は、派遣社員やアルバイトで働いてみて、やっぱり正社員の雇用形態で働けば良かったと、不平不満が出て後悔のないようにしたいものだ。そんな失敗をしないように、正社員の魅力はどんなものかということを改めて理解してから、最終的にどの雇用形態で働くかという決定をしていくといい。
正社員として働く魅力は、安定した収入を定年まで毎月得られるというところだ。派遣社員やアルバイトと違って、正社員には雇用期間の定めがないという特性があるからである。正社員は定年まで、安定した給料を継続して得ることができる。そして、勤務の継続年数により昇進できるケースも多い。定期的に昇給するという良い点もあるため、やりがいを持って働けるだろう。更に、安定した毎月の収入にプラスして、年に2回や3回のボーナスがあるところも魅力的だ。派遣社員やアルバイト勤務よりも大幅に年収も高くなる。そのほかにも、住宅手当から結婚や出産、昇給時にも様々な手当が受けられることも多い。待遇面に恵まれている点においても、正社員として働く良いところである。